この時間にシャワーを浴びに行くためのTIPS

諸言

 近年,シャワーの効力について様々な研究がされてきました.

人間がシャワーを浴びたい時間にシャワーを浴びるということは非常に重要なことであり,シャワーを浴びることで人間"らしさ"に磨きがかかると言われています.

もはやシャワーを浴びない人間は人間として扱われないと言っても過言ではありません.

 しかし,全ての人間が,常にシャワーを浴びるための下宿を所持しているとは限りません.

 そこで,本研究では下宿を所持せず,かつ実家に帰らずにして安心,安全かつ快適なシャワーの浴び方を解説するとともに,その有益性について証明します.

 

 

 今日もまた一人シャワーを浴びに行きたい人間が現れたようです.彼には下宿がありません.彼はいかにしてシャワーを浴びるのでしょうか.

 

 TIPS

・シャワーにはゴールデンタイムが存在するぞい

初心者が変な時間にシャワーを浴びにいくと大やけどを負うぞい(シャワーだけに)(アチチ)

まず,

セブンイレブンが閉まるまでの時間(~22時30分)

・授業が始まり,生徒が登校してきてからの時間(8時30分~)

は避けたほうがいいじゃろうな.

おすすめの時間は深夜2時~朝6時と行ったところで,この時間に遭遇する人といえば,

・変態

・時間管理できずに課題や研究に追い込まれている残念な人間

アヘアヘ夜型マン

くらいなので,引け目なくシャワーを浴びることが出来るぞい.

初心者のうちはこの時間を守っていくのが定石じゃ.逆にこの時間以外でもシャワーを浴びれるようになったら初級者への進歩,といったところじゃな.

 

 

・入るときと出るときに注意が必要じゃ

ロビーでシャンプーボディソープ袋を片手に歩いているのを知り合いに見られて,「あっ・・・(察し)」,シャワー経験者の誰もが通った道じゃろうな.

しかし,入りかたと出かたを工夫することで他人とのエンカウント率は大きく減少するぞい.

①入りかた

図書館裏→謎の橋→3F→エレベータ3FtoB1F→シャワー室

②出かた

シャワー室→階段→1F→芝生

 

入りかたと出かたで全く違うのが分かるぞい.

入るときはロビーでのエンカウントを極力避けるために,あえて3Fからエレベータを使って豪快に下る.

注意点としては,何者かが(7Fや8Fなどから)エレベータを使って下りてきてる,と感じたらすぐに階段を利用することじゃ.エレベータ内での遭遇は絶対に避けなければならないことじゃぞい.

 

出るときは階段を使うのじゃ.

エレベータで3Fまで上り,入るときと同じ出かたをしようと思ったら最後,1Fの時点で誰かが乗ってきて,濡れた髪のまま気まずい会釈という最悪の事態を招きかねんぞい.

また,濡れた髪のまま芝生を歩くのは気持ちいいんじゃ

気持ちいいんじゃ

 

 

・初期投資は大事じゃぞい

シャワーを浴びることを覚えたその日から,人間は毎日シャワーを浴びなければいけないぞい.

ということで,ホテルに付属しているような1日限りの謎の小袋シャンプーなどには頼らずに,セブンイレブンでシャンプーボトル・ボディソープボトルを買うのがおすすめじゃ.

他にも買っておいたほうがいいアイテムが色々あるぞい.

①シャンプーボトル

基本じゃ.髪の毛を洗わなければシャワーではないぞい.

②ボディソープボトル

基本その2じゃ.体を洗わなければシャワーではないぞい.せっけんでも代用可能じゃ.

スイムタオル

これは無限アイテムとして有名じゃ.あの北島康介も使っている代物じゃぞい.

乾燥状態と湿潤状態を自由にフォルムチェンジすることができ,乾燥状態で水をかければ3秒で湿潤状態に,湿潤状態で絞れば5秒で乾燥状態にすることが出来るのじゃ.

例えるならば,キング自己再生シールドを持っているギルガルドと言ったところじゃぞい.

筆者は中学3年生の頃から使っておるが,全く劣化することなく機能しておるぞい.

・水泳部

・流れるプール

・温泉

などその用途は多岐に渡り,もちろん今回のようなシャワーには必需品とも言える仕上がりじゃ.

唯一の欠点としては髪の毛が拭けないことじゃぞい.

④タオル

髪の毛を拭くのに,スイムタオルで拭くのに抵抗がある下の☆を拭くのに,シャワーボックスから出たときの足裏を拭くのに,かゆいところに手が届く便利アイテムじゃ.

⑤ドライヤー

髪の毛が多い人にとっては便利じゃ.また,髪の毛を完全に乾燥させてからシャワー室を出ることで,あたかもシャワーを浴びていなく,「ん?俺?いやちょっと夜風に吹かれてただけだよ?」アピールをすることも可能じゃぞい.

 

ここでポイントとなるのが,仮に髪の毛がない・スキンヘッド等であれば,①,④,⑤のアイテムを節約できることになり,金策に繋がるということじゃぞい.

しかし,そもそもそれならシャワーを浴びなくていいという本末転倒になってしまうかもしれないがの.(トホホ)

 

 

・タダほど高いものはないのじゃ

シャワー室にはたまにアイテムが落ちてあることがあるぞい.

・ドライヤー

・ボトルに入った謎の液体

・洗面器

などは1年中置いてあることもザラじゃ.

しかし,これらのアイテムには大抵ワナが仕掛けてあり,例えばドライヤーに関してはコンセントに刺しても起動しない,なんか音がしてくさいにおいだけ立ち込めるなどの事態が起こるぞい.

ボトルに入った謎の液体に関しては,[危険]これは○○研究室が利用している○○で洗顔用ではありません[危険]等の記述がしてあるぞい.

始めから置いてあるものには手を出さず,少しお金はかかっても必要なものは自分で揃えることが大事じゃ.

自分のシャンプーボトル(マイボトル)を使っていると,愛着が沸いてきて,シャワーに行くのも楽しくなること間違いなしじゃ.

 

 

・死人の言葉に耳を貸すな

シャワー室ではごく稀に他の人間と出くわすこともある.

入口のクロックスの数を数えればシャワーを利用している人数を把握することが出来る.

しかし人がいるからといって諦めることはない.シャワーは3つ存在し,つまるところ3人までは同時にシャワーを利用することが出来るのだ.

ところが,

時としてシャワー室には,

・独り言をつぶやきながらシャワーを浴びているもの

・奇声をあげるもの

・不気味に笑いながらお湯を出したり,止めたりを繰り返すもの

などが存在し,あまり深く関与しすぎると,ミイラ取りがミイラになる可能性まで存在する.

研究棟とは人間の闇が渦巻く場所である.黒く濁ったソウルジェムは二度ともとに戻ることはない.同じ道を歩まないようにと胸に誓い,颯爽とシャワーを浴びて拠点に帰ろう.

 

 

結言

長くなったが以上がシャワーを浴びるためのTIPSじゃぞい.

「ここはこうしたほうがいいのでは」

「セブンの閉店時間間違ってるよ」

などあればコメントを頂けると幸いじゃな.

 

こんな文章はすぐ思いつくのに研究のこととなると筆が進まないのは人間のつらいところじゃな(トホホ)